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令和元年度第2回海外経済セミナー「サイクルツーリズム」参加
一般社団法人自治体国際化協会主催の「サイクルツーリズム」をテーマにした海外経済セミナー(東京都千代田区/都道府県会館)が開催され、東條理事参加しました。
同協会は、インバウンド誘客促進など自治体の海外での経済活動支援につながる情報提供のために海外経済セミナーを実施しており、本セミナーは今年度の2回目の開催。
=以下、カリキュラム=
1 基調講演① 「サイクルツーリズムに関する各種調査結果の共有と事例紹介」
講師 一般社団法人 ルーツ・スポーツ・ジャパン 代表理事 中島 祥元 氏
2 基調講演② 「地方を使ったインバウンド、サイクルツーリズムの戦略」
講師 株式会社 ARCH・ヒーロー北海道 代表取締役 髙橋 幸博 氏
3 パネルディスカッション:「サイクルツーリズム成功の鍵とは?」
・モデレータ 一般財団法人 日本自転車普及協会 主幹調査役 栗村 修 氏
・パネリスト 株式会社 ARCH・ヒーロー北海道 代表取締役 髙橋 幸博 氏
・滋賀プラス・サイクル推進協議会 自転車ツーリズムWG座長 佐々木 和之 氏
・愛媛県企画振興部 政策企画局 サイクリング普及調整監 坂本 大蔵 氏
ⅰ.ルーツ・スポーツ・ジャパン代表理事 中島祥元氏
サイクルツーリズムに関する調査報告①「サイクリスト国勢調査」②「サイクルツーリズム自治体調査」③「スポーツツーリズムマーケティング調査」を用いながら、サイクリングの地域への波及効果や、自治体が行うべき施策等について紹介。
ⅱ.ARCH・ヒーロー北海道代表取締役 高橋幸博氏
これまでのインバウンドスキーツアー受入れの経験を活かした、サイクルツーリズムへの事業展開について紹介。
ⅲ.パネルディスカッション
(パネラー事例紹介)
・滋賀プラス・サイクル推進協議会の佐々木和之氏
「ビワイチ」について、所属している協議会は会員以外もワーキンググループを作り接点を拡げているとの事
・愛媛県サイクリング普及調整監の坂本大蔵氏
坂本さんからは、しまなみ海道がサイクリストの聖地となっている背景に、県庁の全組織が「自転車」をキーワードに、健康増進、環境、教育等を縦割りではなく、横串を刺して取り組んでいる事例の紹介。
(議題)
その1:「どの地域でも、サイクルツーリズムはできる?」、その2:「キーパーソン、誰が必要?」、議題その3「取り組みを継続していくには?」について、パネリストがそれぞれの意見が交わされた。移住者の意見を大事にすることや人をつなぐことが大事であるとの意見があったほか、行政やDMOなどの参加者からも質問があり、活発な意見交換が行われました。
レポート:KSTA 東條理事